LifeKeeper NFS Server Recovery Kit をインストールして設定する前に、次の要件を満たしていることを確認します。

  • LifeKeeper IP Recovery Kit 。各サーバの LifeKeeper IP Recovery Kit のバージョンは同じにする必要があります。
  • IP ネットワークインターフェース 。各サーバは、イーサーネット TCP/IP をサポートするネットワークインターフェースを 1 つ以上必要とします。IP スイッチオーバが正しく動作するには、ローカルネットワークに接続されているユーザシステムが標準の TCP/IP 仕様に準拠している必要があります。

注記 : 各サーバが必要とするネットワークインターフェースが 1 つだけであっても、異種メディア要件、スループット要件、単一障害点の排除、ネットワークのセグメンテーションといった多くの理由のために、複数のインターフェースを使用すべきです。

  • TCP/IP ソフトウェア 。各サーバは TCP/IP ソフトウェアも必要とします。
  • nfs-utils ソフトウェア 。各サーバでは、LifeKeeper と LifeKeeper NFS Server Recovery Kit の設定に先だって、nfs-utils パッケージの高可用性バージョンをインストールして設定しておく必要があります (OS のディストリビューションによっては、 nfs-utils は別パッケージで提供されています)。各サーバに同じバージョンをインストールする必要があります。

LifeKeeper インストールサポートセットアップスクリプトは HA クラスタ環境で使用する nfs-utils を設定します。さらに、 NFS v2/v3 エクスポート を保護するためにこのキットを使用する場合は init スクリプト NFS ロック ( /etc/init.d/nfslock ) および NFS サーバ (Linux ディストリビューションに応じて /etc/init.d/nfs もしくは /etc/init.d/nfsserver ) がシステムブート時に自動的に起動されるように設定する必要があります。 NFS v4 ルートエクスポートを保護する場合は、自動起動しないように設定してください。

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