説明
DataKeeper上のLVMを保護している場合、ボリュームグループの再設定 で案内している手法によるリソース階層の自動修正はできません。
詳細は ボリュームグループの再設定 をご覧ください。
LVM 構成における DataKeeper for Linux 非同期モードに関する注意事項

複数の非同期ミラー上に LVM を構成すると、データの整合性が保てず、さらには kernel panic が発生する場合があります。

DataKeeper 上に LVM を構成する場合には、DataKeeper ミラー 1 つだけ、または複数の同期ミラー、いずれかの構成でなければなりません。
lkID の使用はディスク全体で LVM を上書きした状態と互換性がありません

lkID を使用して、LVM 物理ボリュームとして設定されているディスクで一意のディスク ID を生成すると、lkID および LVM 情報が格納されているディスク上の場所で競合が発生します。これにより、lkID および pvcreate が使用された順番に従って、lkID または LVM 情報のどちらかが上書きされます。

対応策: lkID を LVM と組み合わせて使用する必要がある場合は、ディスクをパーティション化し、ディスク全体ではなくディスクパーティションを LVM 物理ボリュームとして使用します。
LVM のアクションが RHEL 6 では遅くなります

RHEL 6 で一部の LVM コマンドを実行している際、前のリリースよりもパフォーマンスが遅くなる場合があります。LVM リソースを含む階層の restore および remove に要する時間がやや長くなることとして現れることがあります。
Raw および LVM の Recovery Kit を組み合わせた設定は、RHEL 6 環境ではサポートされません

Raw リソースを作成するとき、Raw Recovery Kit は Raw デバイスの major 番号および minor 番号に基づいてデバイスファイルを探します。その結果、/dev/dm-* がそのデバイスになります。ただし、LVM Recovery Kit はこのタイプの /dev/dm-* を処理できないため、GUI で「raw device not found」エラーが発生します。

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