LifeKeeper for Linux DB2 Recovery Kit をシングル・パーティション環境またはワークグループ環境で運用する前に、以下の事項を考慮する必要があります。

  1. LifeKeeper では、DB2 インスタンスのホーム・ディレクトリの場所に加えて、共有ド ライブに格納された関連するデータベース、テーブルスペース、リソースの場所も必要です。共有ドライブは、階層の作成時に自動的に保護されます。DB2 リソース 階層 の作成時に、DB2 データベース・マネージャが親リソースとして作成され、インスタ ンスのホーム・ディレクトリおよび実際のデータベースを含む共有ファイル・システムが従属リソースとして作成されます。したがって、DB2 階層作成後に、 LifeKeeper で保護されていない共有ファイル・システム上にデータベースを作成する場合は、そのファイル・システム用のリソース階層を作成して、DB2 リソース階層の従属リソースにする必要があります。
  2. プライマリ・システムのデータベース・マネージャが動作不能になると、サービスは定義済みのバックアップ・システムにフェイルオーバされます。バックアップ・システムのデータベース・サービスは、従属リソースがフェイルオーバされ、データベース・マネージャがサービスを開始すると直ちに利用可能になります。以前に接続されていた DB2 クライアントは接続を解除されるため、バックアップ・サーバに再接続する必要があります。コミットされていない SQL 文はすべてロールバックされるため、再入力する必要があります。

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