オペレーティングシステム |
必要なすべてのパッケージをインストールするためには、オペレーティングシステムはデフォルトでインストールしてください。最小構成のオペレーティングシステムでは必要なすべてのパッケージが含まれないため、LifeKeeper で使用することはできません。 |
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カーネルのアップデート |
LifeKeeper クラスタの可用性を最大限に引き出すには、システムで使用するカーネルのバージョンが非常に重要です。次の表に、LifeKeeper 認定テストに合格した、サポート対象のディストリビューション、バージョン、およびカーネルを示します。 注記:SPS 8.1 以降、Red Hat Enterprise Linux システムとサポートされた Red Hat Enterprise Linux 互換ディストリビューション(CentOS と OEL)で、カーネルのアップグレードを実行する際、インストールイメージから setup スクリプト(./setup) を再実行する必要はなくなりました。カーネルが適切な Red Hat package (rpm ファイル) からインストールされている限り、モジュールはアップグレードしたカーネルで特別な操作を必要とせずに、自動的に使用可能になります。
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LUN のサポート |
Linux の SCSI ドライバには、論理ユニット (LUN) の検索対象とするデバイスを制御するいくつかのパラメータがあります。
(SUSE を含む) ほとんどのディストリビューションでは、Probe all LUNs 設定はデフォルトで有効になっていますが、Red Hat ではデフォルトで無効に設定されています。LifeKeeper の構成でデータ保護を目的として通常使用される外部 RAID コントローラには、多くの場合、複数の LUN (論理ユニット) が設定されます。LUN のサポートを有効にするには、このフィールドを選択してカーネルを再構築する必要があります。 カーネルやモジュールを再構築せずに Probe all LUNs を有効にするには、変数 max_scsi_luns を 255 に設定します (これによって最大 255 個の LUN をスキャンするようになります)。SCSI ドライバがモジュールになっているカーネル (Red Hat など) で max_scsi_luns を設定するには、/etc/modules.conf に以下のエントリを追加し、初期 RAM ディスクを再構築して、再起動してからその RAM ディスクを読み込みます。 options scsi_mod max_scsi_luns=255 SCSI ドライバがコンパイルされるカーネル (SUSE など) で max_scsi_luns を設定するには、/etc/lilo.conf に以下のエントリを追加します。 append="max_scsi_luns=255" 注記: 255 個の LUN をスキャンすると、デバイスによってはブートのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります (特に、BLIST_SPARSELUN が指定されたデバイス)。Dell PV650F というアレイではそのような状況が発生しました。このパフォーマンスの問題を回避するには、アレイ上で設定した LUN の最大数 (16 または 32 など) を max_scsi_luns に設定します。例えば、以下のようになります。 append="max_scsi_luns=16" |
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チャンネルボンディング、ネットワークチーミングの動作確認環境 |
LifeKeeperでは、以下の設定のチャンネルボンディング、またはネットワークチーミングを用いた環境での動作確認を行なっています。
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