各 SIOS Protection Suite サーバで、以下のコンポーネントについてバージョンと性能が適切であることを確認してください。
- Windows 2008 R2、2012、2012 R2 および 2016 オペレーティングシステム (64 ビットのみ)
注記: クラスタ内のすべてのサーバで同一バージョンの Windows を実行してください。
注記: Lan Manager および DataKeeper 複製ボリュームで使用するために、ファイルとプリンタ共有が有効になります。必要なポートを開き、ICMP を有効にするために、SIOS Protection Suite ではインストール時に Windows 2008 ファイアウォールが自動的に構成されます。
注記: DataKeeper 複製ボリュームを SIOS Protection Suite とともに使用する予定がある場合は、ローカルセキュリティポリシー [ネットワークアクセス: Everyone アクセス許可を匿名ユーザに適用する] を*有効*にする必要があります。LifeKeeper をインストールすると、このポリシーが有効になります。
注記: インストール中、ファイアウォールの状態(有効または無効)に関係なく、LifeKeeperに必要な適切な規則がWindowsファイアウォールに追加されます。インストール中にファイアウォールのルールがインストールされなかった場合は、ファイアウォールの設定スクリプトを実行してファイアウォールの規則を追加できます。このスクリプトは、 LKROOT%\support\firewallSetup.bat としてインストールされます。コマンドラインからコマンドを実行するには、firewallSetup.bat %LKROOT と入力してください。
作成されたファイアウォールルールの一覧
LifeKeeper CommPath.1500 | TCP 1500 |
LifeKeeper CommPath.1510 | TCP 1510 |
LifeKeeper EISM | TCP 3279 |
LifeKeeper ICMPv4 | ICMPv4 |
LifeKeeper Java | C:\LK\jre1.7.0_10\bin\java.exe – all ports |
LifeKeeper lkcmserver | TCP 3278 |
LifeKeeper RMI | TCP 81 |
LifeKeeper Web Server | TCP 82 |
SIOS DataKeeper Dispatch port 9999 | TCP 9999 |
SIOS DataKeeper File Share port 139 | TCP 139 |
SIOS DataKeeper File Share port 445 | TCP 445 |
SIOS DataKeeper NETBIOS port 137 | UDP 137 |
SIOS DataKeeper NETBIOS port 138 | UDP 138 |
SIOS DataKeeper Volumes | TCP 10000, 10001, 10002, 10003, 10004, 10005, 10006, 10007, 10008, 10009, 10010, 10011, 10012, 10013, 10014, 10015, 10016, 10017, 10018, 10019, 10020, 10021, 10022, 10023, 10024, 10025 |
外部ハードウェアのファイアウォール
RMIポート | 2つのエンドポイント間(サーバーAとB)の間でのみ、TCP 1024-65535 注記: これは、ハードウェアまたはクラウドファイアウォールでセットアップする必要があります。Windowsファイアウォールでは必要ありません。 |
- LAN ベースのクラスタハートビートのためのイーサネット TCP/IP 対応ネットワークインターフェースカード
- 共有ストレージを使用する場合、ディスクアレイおよびストレージアダプタ (SCSI またはファイバチャネル)
- メモリ。SIOS Protection Suite の最小メモリ要件については、SIOS Protection Suite for Windows リリースノート を参照してください。
注記: ユーザアプリケーションを実行するには、(SIOS Protection Suite に必要なメモリ以外に) さらにメモリが必要となります。
- ディスク容量。SIOS Protection Suite およびリカバリキットの最小ディスク容量要件については、SIOS Protection Suite for Windows リリースノート を参照してください。
- LifeKeeper グラフィカルユーザインターフェース (GUI) のプラットフォームおよびブラウザ
- 電源要件。SIOS Protection Suite サーバの可用性を最大にするために、無停電電源装置 (UPS) を使用するか、少なくとも各サーバの電源を分離することを強く推奨します。
- SIOS Protection Suite で保護するアプリケーションソフトウェア
構成のサーバ名、プロセッサタイプ、メモリ、およびその他の I/O デバイスを決定してください。バックアップサーバを指定する場合は、選択したサーバが、プライマリサーバで障害が発生した場合に処理を実行するための性能を備えていることを確認してください。
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