EMCMD <system> PREPARETOBECOMETARGET <volume letter>
このコマンドは、 スプリットブレイン 状態から復旧する場合にのみ使用してください。ターゲットになるべきミラーとミラーソースとして有効であるシステム上で実行する必要があります。このコマンドは、ミラーを削除し、ボリュームをロックします。
スプリットブレイン状態から復旧するには、ミラーソースとして残っているシステムで “:https://docs.us.sios.com/sps/8.10.1/ja/topic/continuemirror を実行してください。
シナリオ例
ボリューム F ドライブが SYSA および SYSB の両方でミラーソースである場合、emcmd を使用してスプリットブレインの状態を解消することができます。ソースとして残すシステムの 1 つを選択します (例: SYSA)。SYSB に保存しておく必要のあるファイルまたは変更がないことを確認してください。それらが SYSB にある場合は、手動で SYSA へコピーしてください。ミラーを再構成する場合は、以下の手順を実行してください。
EMCMD SYSB PREPARETOBECOMETARGET F
SYSB の F ドライブのミラーが削除され、F ドライブがロックされます。
EMCMD SYSA CONTINUEMIRROR F
SYSA から SYSB への F ドライブへのミラーリングが構成され、部分再同期が発生し (それまでの SYSB の変更はすべて上書きされる) 、ミラーが ミラーリング 状態になります。
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