Oracle ソフトウェアをインストールする前に、サーバーとストレージが設定され、LifeKeeper がクラスタ内の各サーバーにインストールされている必要があります。こうすることで、LifeKeeper によってすでに保護されているボリュームに Oracle をインストールできるようになります。
プライマリサーバー上
- 複製ボリュームを使用する場合は、Windowsディスク管理ツールを使用して、追加ボリュームを定義します(ボリュームは適切なサイズにしてください)。
- LifeKeeper Core ソフトウェア、DataKeeper ソフトウェア、LifeKeeper Oracle Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールします。
- 使用している Oracle データベースが非常に大きい場合は、MAXWAIT 値を確認して、増やすことを検討します。
バックアップサーバー上
- 複製ボリュームを使う場合は、ディスクの管理ユーティリティを使用して追加ボリュームを定義します(ボリュームは適切なサイズにしてください)。
- LifeKeeper Core ソフトウェア、DataKeeper ソフトウェア、LifeKeeper Oracle Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールしてください。
- 使用している Oracle データベースが非常に大きい場合は、MAXWAIT 値を確認して、増やすことを検討します。
プライマリサーバー上
これで両方のサーバーに LifeKeeper がインストールされました。プライマリサーバーに戻って、以下を実行してください。
- LifeKeeper GUI を使用して、プライマリサーバーとバックアップサーバーの間のコミュニケーションパスを作成します。
- LifeKeeper で通信リソースを作成し (IP、LAN Manager のいずれか、または両方)、これらをバックアップサーバーに拡張してください。
- LifeKeeper でボリュームリソースを作成し、これをバックアップサーバーに拡張してください。
- Route53 リソースやDNSリソースをクライアントからOracleへの通信に使用する場合は、LifeKeeperでリソースを作成し、バックアップサーバーに拡張してください。また、実IPを保護するIPアドレスリソースも作成してください。Route53 リソースやDNSリソースとIPアドレスリソースの依存関係はこの時点では作成しないでください。
このトピックへフィードバック