正常性プローブに稼働系と待機系それぞれのプライベートIPアドレスで応答するために、Oracleリスナーの設定を変更して、任意のIPアドレスで接続を待ち受けるようにします。具体的にはOracleリスナーのListenアドレスを0.0.0.0に設定します。
Oracleリソース階層の停止(稼働系)
- 稼働系(SIOS20LKNODE01)のWindows OSに、SIOS20\lkadminでログインします。
- LifeKeeper GUIを起動し、SIOS20\lkadminでログインします。
- 稼働系(SIOS20LKNODE01)のORCLリソースを右クリックし、 Out of Service を選択します。
- 完了すると次のような画面が表示されます。ORACLEリソースの状態がStandBy と表示されていること、ディスクリソースの状態がActiveと表示されていることを確認します。
Oracleリスナー設定(稼働系)
Oracleリスナーの設定を変更します。
- 稼働系(SIOS20LKNODE01)のWindows OSにsios20\lkadminでログインします。
- Start > Oracle-OraDB19Home1 > Net Manager を起動します。
- 左ペインで Listeners / ORCL が選択された状態で、右上のリストボックスで Listening Locations を選択します。
- Hostを0.0.0.0に変更します。結果として下記の設定値になっていることを確認します。
Net Manager Listeners / ORCL | ||
---|---|---|
Protocol | TCP/IP | |
Host | 0.0.0.0 | ※ |
Port | 1521 |
※:この値のみ変更します。
- File > Save Network Configuration で、設定値を保存します。
Oracleリソース階層の開始(稼働系)
- 稼働系(SIOS20LKNODE01)のWindows OSに、SIOS20\lkadminでログインします。
- LifeKeeper GUIを起動し、SIOS20\lkadminでログインします。
- 稼働系(SIOS20LKNODE01)のORCLリソースを右クリックし、 In Service を選択します。
- 完了すると次のような画面が表示されます。
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