LifeKeeper を削除する前に
LifeKeeper ソフトウェアを削除するにあたって以下の事項が必要となります。
- アプリケーションの移動もしくは停止。ソフトウェアを削除する前に、SIOS Protection Suite の保護が必要なアプリケーションがサーバ上にないことを確認してください。 アプリケーションリソースが In Service 中のアプリケーションが存在するサーバ上から LifeKeeper を削除しないでください。LifeKeeper を削除すると、イクイバレンシ、リソース階層の定義およびログファイルのような設定データがすべて削除されます。追加情報については リソース階層の移動 を参照してください。
- LifeKeeper が実行中である。 LifeKeeper Recovery Kit ソフトウェアを削除する場合、LifeKeeper が動作している必要があります。 サービス MMC スナップインを使用して LifeKeeper サービスが実行中であることを確認します。LifeKeeper が実行中でない場合、クラスタ内の別の SIOS Protection Suite サーバからリソースインスタンスを削除できず、サーバに一貫性がない状態になります。
- リソース階層の削除。 LifeKeeper を削除するサーバからリソース階層を拡張もしくは削除してください。リソース階層がサービス中のサーバからは、絶対に Recovery Kit を削除しないでください。現在のリソース階層が壊され、Recovery Kit の再インストール時に再作成しなければならなくなります。
- 全パッケージの削除。 LifeKeeper core を削除する場合は、最初に LifeKeeper に依存する別のパッケージを削除してください。例: SIOS Protection Suite リカバリキット。SIOS Protection Suite リカバリキットを削除する前に、関連するアプリケーションリソース階層を削除することを推奨します。
DataKeeper を削除する前に
DataKeeper のアンインストールおよび前バージョンの再インストールを実施する際は、アンインストール前に各ノードですべてのジョブ/ミラーを削除する必要があります。ソフトウェアを再インストールした時点でジョブ/ミラーを再作成する必要があります。
SIOS Protection Suite のアンインストール
- Windows のコントロールパネル で、インストールされたプログラムのリストから、 SIOS DataKeeper もしくは LifeKeeper を選択してください。
- アンインストール を選択してください。
アンインストール処理が完了した時点で、再起動が必要となります。
注記: アンインストール時には自動的に SIOS DataKeeper および/または LifeKeeper サービスが停止され、レジストリエントリがクリアされます。
削除が完了しても以下のファイル群はアンインストール時に削除されません。
パスおよびファイル名 | 定義および特別な考慮事項 |
---|---|
<windows dir>/SysWOW64)/LKLicense | SIOS Technology Corp. 製品の共通のライセンスファイルディレクトリです。ライセンスファイルがインストールされる場所で、複数の SIOS Technology Corp. 製品のライセンスが毎回このパスにインストールされます。インストール済みのライセンスを残しておくため、アンインストール時にこのパスは削除されません。 手動で削除することが安全ですが、そのソフトウェアを後で再インストールすることになった場合、ライセンスも同じく再インストールする必要があります。 |
<windows dir>/SysWOW64)/PerfStringBackup.ini | 新しいパフォーマンスモニタカウンタがインストールされる時 Windows により作成されるバックアップファイルです。perfmon カウンタをインストールする際に作成されます。 このファイルは、Windows 自身により作成されるファイルなので、単体で残ります。 |
<windows dir>/inf/ExtMirr/0011/ExtMirrCounters.ini | このファイルは、DataKeeper パフォーマンスモニタカウンタ を記述しています。このファイルは削除またはそのまま残しておくことも可能です。これは実行ファイルではありません。 |
注記
- 重要: SIOS Protection Suite ソフトウェアのアンインストールには Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable package のインストールが必要となります。このパッケージは SIOS Protection Suite がアンインストールされるまで削除しないでください。
- SIOS Protection Suite セットアッププログラムから [Modify] または [Repair] を実行してください。
- LifeKeeper の削除では SUperior SU は削除されません。SUperior SU は Add/Remove Programs で個別に削除することが可能です。
- SIOS Protection Suite の削除では SIOS Protection Suite ディレクトリは削除されません。そのディレクトリは Add/Remove Programs 処理が完了した後、手動で削除することが可能です。
- SIOS Protection Suite を完全に削除するためにはシステムの再起動が必要となります。
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