1. Azure Home > [Virtual machines] > [+Add] を選択し、次の表にしたがって設定値を入力します。
Virtual machine
Subscription お持ちのサブスクリプション ID Azure サービス加入時に決められたサブスクリプション ID です。
Resource group sios20rg
Instance details
Virtual machine name SIOS20LKNODE01(稼働系)
SIOS20LKNODE02(待機系)
※注1
Region (Asia Pacific) Southeast Asia
Availability options Availability zone または Availability set Availability zoneを推奨します。
※注2
Availability zone
(Availability options で Availability zone を選択した場合のみ設定)
1(稼働系)
2(待機系)
稼働系と待機系で互いに異なる Availability zone を選択してください。
Availability set
(Availability options で Availability set を選択した場合のみ設定)
sios20lkcluster 稼働系のとき (create new) で作成。
待機系の時はすでに作ってあるものを参照
Image Windows Server 2019 Datacenter ※注3
Azure Spot instance No (default)
Size Standard B2ms ※注4 ※注5
Administrator account
Username lkadmin
Password XXXXXXXX
Inbound port rules
Public inbound ports Allow selected ports
Select inbound ports RDP (3389)
Already have a Windows Server license ? No Windows ライセンスを別途お持ちであれば Yes にしてください。

※注1:Virtual machine name に設定した名前が Windows のコンピューター名としても設定されます。クラスターノードが Windows ドメインに属さない場合は、Virtual machine name に小文字を含まないようにしてください。

※注2:単一障害によって稼働系ノードおよび待機系ノードの両方がダウンすることを防ぐため、Availability zone または Availability set のいずれかを必ず設定してください。Availability zone を選択すると、複数のデータセンターにサーバーを分散して配置することが可能になるため、Availability set と比較してより可用性の高い設計が可能になります。ただし、利用可能なリージョンが限定されている点や、ロードバランサーやパブリック IP アドレスの SKU として安価な Basic を指定できない点に注意が必要です。

※注3:導入する LifeKeeper がサポートする OS バージョンを選択してください。LifeKeeper がサポートする OS バージョンは、各バージョンのサポートマトリクス(http://jpdocs.us.sios.com/ )を参照してください。

※注4:必ず指定した Availability option が利用できるインスタンスサイズを選択してください。一部のインスタンスサイズでは Availability zone や Availability set が利用できません。

※注5:必ず負荷分散規則が利用できるインスタンスサイズを選択してください。一部のインスタンスサイズでは、負荷分散規則が利用できません。

  1. 入力が終わったら、 [Next : Disks] をクリックします。

  1. ディスク設定を次のように入力します。
Disk
Disk options
OS Disk type Premium SSD (default)
Encryption type (Default) Encryption at-rest with a platform-managed key
Enable Ultra Disk compatibility No
Data disks
NAME SIOS20LKNODE01_DataDisk_0(稼働系)
SIOS20LKNODE02_DataDisk_0(待機系)
(create and attach a new disk) により作成
Source type None (empty disk) (default)
Size 30 GB 下図を参考に設定
Disk type Premium SSD
Encryption type (Default) Encryption at-rest with a platform-managed key

(Create and attach a new disk の画面)

(Change sizeの画面)

  1. [Next: Networking] をクリックします。

  1. 次のように入力します。
    作成したサブネットの 1つめ(sios20sub1)を、仮想マシンに接続します。この設定により、ネットワークインターフェースが一つ接続されます。(2つめのネットワークインターフェースは、仮想マシン作成後に作成・接続します。)
Networking
Virtual network sios20vnet
Subnet sios20sub1(10.20.1.0/24) ※注1
Public IP Name SIOS20LKNODE01-ip(稼働系)
SIOS20LKNODE02-ip(待機系)
(create new)により作成  
※注2

設定後 OK ボタンが必要

SKU Standard(Availability zone を選択した場合)
Basic(Availability set を選択した場合)
Assignment Static
Availability zone
(SKU に Standard を選択した場合のみ設定)
Zone 1(稼働系)
Zone 2(待機系)
NIC network security group Basic
Public inbound ports Allow selected ports
Select inbound ports RDP (3389)
Accelerated networking Off (default)
Load balancing No (default)

※注1:前の手順で作成した 1つめのサブネット(sios20sub1)を、仮想マシンに接続します。

※注2:本手順ではインターネット経由で各クラスターノードにアクセスするため、Public IP を設定しています。

  1. [Next: Management] 、 [Next: Advanced][Next: Tags][Next: Review + create] を順にクリックします。

  1. 設定内容が正しいことを確認し、 [Create] をクリックします。仮想マシンの作成とデプロイメントが行われます。画面上部のメッセージが "Your deployment is complete." に変わるまで待ちます。

  1. Availability option に Availability set を設定した場合、待機系 VM 作成後に、 Azure Home > [Virtual machines] > 仮想マシン名 > [Availability + scaling] を開きます。Availability set 名をクリックすると Availability set に属する仮想マシンの Fault Domain と Update Domain が表示されます。待機系 VM の Fault Domain と Update Domain が稼働系 VM と異なっているかどうか確認してください。もし、同じ Fault Domain または Update Domain に待機系 VM が配置されてしまった場合は、その VM を再作成してください。

  1. ネットワーク設定変更を行うため、一旦ここで作成した仮想マシンを停止します。 Azure Home > [Virtual machines] で、作成したばかりの仮想マシンを選択し、 [Stop] をクリックします。

  1. Azure Home > [Virtual machines] > 仮想マシン名 > [Networking] を開きます。1つめのインターフェース名をクリックします。

  1. 左ペインの [IP configurations] を開いて、ipconfig1 をクリックします。

  1. 次の表の通り IP アドレスのアサインモードと IP アドレスを変更して、画面上部にある [Save] をクリックして設定を保存します。
ipconfig
Public IP address Associate
Assignment Static
IP address 稼働系:10.20.1.11
待機系:10.20.1.12

  1. 次に、2つ目のネットワークインターフェースを追加します。
  1. Azure Home > [Virtual machines] > 仮想マシン名 > [Networking] > [Attach network interface] をクリックし、次に [Create and attach network interface] をクリックします。

  1. 次の表に従って、ネットワークインターフェースを設定し、 [Create] ボタンを押します。
Create network interface
Subscription お持ちのサブスクリプション ID Azure サービス加入時に決められたサブスクリプション ID です。(変更不可)
Resource group sios20rg
Location Southeast Asia (変更不可)
Name 稼働系:SIOS20LKNODE01-nic2
待機系:SIOS20LKNODE02-nic2
Virtual network sios20vnet (変更不可)
Subnet sios20sub2 (10.20.2.0/24)
NIC network security group None
Private IP address assignment Static
Private IP address 稼働系:10.20.2.11
待機系:10.20.2.12

※:前の手順で作成した2つめのサブネット (例:sios20sub2) を、仮想マシンに対して設定します。

  1. Create 及び Attach が終わったメッセージが表示されたら、インターフェースが 2つアタッチされていることを確認します。

  1. Azure Home > [Virtual machines] で、作成した仮想マシンを選択し、Start をクリックして仮想マシンを起動します。
  1. 本ページ( クラスターノード(稼働系と待機系)の作成 )の手順を稼働系と待機系の両方について実行してください。両方が作成されたら、クライアントの作成に進みます。

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