フェイルオーバークラスタリング機能を有効にする
各クラスターノードで以下の Powershell スクリプトを実行します。
Install-WindowsFeature -Name Failover-Clustering -IncludeManagementTools
クラスター検証の実行
いずれかのノードで以下のコマンドを実行し、クラスタの検証を行います。
Test-Cluster -Node sios1,sios2
検証レポートでは、ネットワークインターフェースが 1 つであることや、共有ストレージがないことなどの警告が表示されます。これらの警告は、AWS で実行されている SANless クラスターで予期されるものであるため、無視できます。
クラスターを作成する
AWS でクラスターを作成する場合、WSFC のインターフェースではなく PowerShell で行うことが重要です。クラスターを作成する際には Step 1 でインターフェースに追加したセカンダリー IP アドレスのうち、2つを使用することになります。
クラスターノードの1つで、以下の PowerShell コマンドを実行します。
New-Cluster -Name sapcluster -Node sios1,sios2 -StaticAddress 10.0.2.151, 10.0.3.151 -NoStorage
ファイル共有監視の追加
まず、3rd アベイラビリティゾーンにある別のサーバーにフォルダを作成します。フォルダを作成したらそれを共有し、クラスター名オブジェクト(CNO)に共有レベルでの変更権限とセキュリティレベルでの変更権限を与えます。
パーミッションが割り当てられたら、以下の PowerShell コマンドを実行してクラスタークォーラムを更新し、このファイル共有監視を追加します。
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