プライマリサーバ上
- バックアップサーバの電源を落とします。これは、共有ストレージへの同時アクセスが発生しないようにするためです。
- Windows ディスク管理 ツールを使用して、ディスクリソースを設定し、使用したい共有ボリュームを定義します。(ボリュームは適切なサイズにしてください。)
- Windows エクスプローラ を使用して、SQL Server インスタンスによって使用されるすべてのボリュームをネットワークから共有解除します。
- ネットワークを、SIOS Protection Suite TCP/IP コミュニケーションパスと切り替え可能な IP アドレス (該当する場合) をサポートするように設定します。
- SIOS Protection Suite Core ソフトウェア、SIOS Protection Suite SQL Server Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールします。
バックアップサーバ上
- バックアップサーバを起動し、 ディスク管理 ユーティリティを使用して、プライマリサーバに割り当てたものと同じドライブレターを共有ボリュームに割り当てます。
- SIOS Protection Suite Core ソフトウェア、SIOS Protection Suite SQL Server Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールします。
プライマリサーバ上
これで両方のサーバに SIOS Protection Suite がインストールされました。プライマリサーバに戻って、以下を実行してください。
- SIOS Protection Suite で、プライマリサーバとバックアップサーバの間のコミュニケーションパスを作成します。
- SIOS Protection Suite でボリュームリソースと IP コミュニケーションパスを作成し、それらをバックアップサーバに拡張します。その後、SQL Server リソース階層を作成するときに、SIOS Protection Suite は依存関係に従ってこれらのリソースを自動で階層内に移動します。
SQL Server ソフトウェアのインストール
- 共有ボリュームを使用している場合は、LifeKeeper GUI を使用してバックアップサーバ上でボリュームリソース階層を [サービス開始] にします。
- 以下のガイドラインに従って、バックアップサーバに Microsoft SQL Server をインストールします。
・追加の機能と共に、データベースエンジンをインストールします。インスタンスデータとログファイルを、SIOS Protection Suite によって保護されているボリュームに格納されるように設定します。
・「 混合モード 」のデータベース認証を選択し、SA アカウント用の空白でないパスワードを入力します。パスワードは、クラスター内のすべてのサーバーで同一にする必要があります。
インストールが完了したら Microsoft SQL Server Configuration Manager を使用して、バックアップサーバ上で SQL Server が正しく起動されるかどうかを確認します。バックアップサーバ上の Microsoft SQL サービスをすべて停止してください。
共有ボリュームに対して、以下の手順を実行してください。
- プライマリサーバ上で、ボリュームリソース階層を [サービス開始] にします。
- プライマリサーバ上で エクスプローラ を開き、共有ボリュームに関連付けられたドライブにアクセスします。
- 以前に SQL データファイルをインストールしたディレクトリを削除します。(これらのディレクトリは次の手順で再インストールします。)
- Microsoft SQL Server を、バックアップサーバとまったく同じ方法でプライマリサーバにインストールします (プログラムファイルをローカルディスク、データファイルを共有ボリュームにインストール)。
インストールが完了したら、 Microsoft SQL Server Configuration Manager を使用して、プライマリサーバ上で SQL Server が正しく起動されるかどうかを確認します。
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