プライマリサーバ上

  1. バックアップサーバの電源を落とします。これは、共有ストレージへの同時アクセスが発生しないようにするためです。
  1. Windows ディスク管理 ツールを使用して、ディスクリソースを設定し、使用したい共有ボリュームを定義します。(ボリュームは適切なサイズにしてください。)
  1. Windows エクスプローラ を使用して、SQL Server インスタンスによって使用されるすべてのボリュームをネットワークから共有解除します。
  1. ネットワークを、SIOS Protection Suite TCP/IP コミュニケーションパスと切り替え可能な IP アドレス (該当する場合) をサポートするように設定します。
  1. SIOS Protection Suite Core ソフトウェア、SIOS Protection Suite SQL Server Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールします。

バックアップサーバ上

  1. バックアップサーバを起動し、 ディスク管理 ユーティリティを使用して、プライマリサーバに割り当てたものと同じドライブレターを共有ボリュームに割り当てます。
  1. SIOS Protection Suite Core ソフトウェア、SIOS Protection Suite SQL Server Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールします。

プライマリサーバ上

これで両方のサーバに SIOS Protection Suite がインストールされました。プライマリサーバに戻って、以下を実行してください。

  1. SIOS Protection Suite で、プライマリサーバとバックアップサーバの間のコミュニケーションパスを作成します。
  1. SIOS Protection Suite でボリュームリソースと IP コミュニケーションパスを作成し、それらをバックアップサーバに拡張します。その後、SQL Server リソース階層を作成するときに、SIOS Protection Suite は依存関係に従ってこれらのリソースを自動で階層内に移動します。

SQL Server ソフトウェアのインストール

  1. 共有ボリュームを使用している場合は、LifeKeeper GUI を使用してバックアップサーバ上でボリュームリソース階層を [サービス開始] にします。
  1. 以下のガイドラインに従って、バックアップサーバに Microsoft SQL Server をインストールします。

・追加の機能と共に、データベースエンジンをインストールします。インスタンスデータとログファイルを、SIOS Protection Suite によって保護されているボリュームに格納されるように設定します。

・「 混合モード 」のデータベース認証を選択し、SA アカウント用の空白でないパスワードを入力します。パスワードは、クラスター内のすべてのサーバーで同一にする必要があります。

インストールが完了したら Microsoft SQL Server Configuration Manager を使用して、バックアップサーバ上で SQL Server が正しく起動されるかどうかを確認します。バックアップサーバ上の Microsoft SQL サービスをすべて停止してください。

共有ボリュームに対して、以下の手順を実行してください。

  1. プライマリサーバ上で、ボリュームリソース階層を [サービス開始] にします。
  1. プライマリサーバ上で エクスプローラ を開き、共有ボリュームに関連付けられたドライブにアクセスします。
  1. 以前に SQL データファイルをインストールしたディレクトリを削除します。(これらのディレクトリは次の手順で再インストールします。)
  1. Microsoft SQL Server を、バックアップサーバとまったく同じ方法でプライマリサーバにインストールします (プログラムファイルをローカルディスク、データファイルを共有ボリュームにインストール)。

インストールが完了したら、 Microsoft SQL Server Configuration Manager を使用して、プライマリサーバ上で SQL Server が正しく起動されるかどうかを確認します。

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