共有 SCSI ディスク上のリソースを保護するには、 Windows のディスク管理 ツールを使用して、共有ディスクを論理ボリュームに分割します。ボリュームリソースインスタンスを定義すると、SIOS Protection Suite で共有ボリュームを保護できます。インスタンスにはドライブレターを指定します (例: G:)。
SIOS Protection Suite は、ボリュームリソースインスタンスをプライマリサーバで起動した後、ソフトウェアロックをかけます。その結果、ボリュームがプライマリサーバでアクティブな限り、バックアップサーバはボリュームにアクセスできません。プライマリサーバに障害が発生すると、SIOS Protection Suite はボリュームリソースをバックアップサーバで起動し、修復中のプライマリサーバがボリュームリソースにアクセスできないようにロックします。
SIOS Protection Suite は、プライマリとバックアップを入れ替えるため、障害が発生したサーバは、ボリュームリソースにアクセスできなくなります。そのため、障害が発生したサーバを修理している間は、不適切なアクセスからリソースを保護できます。
SIOS Protection Suite のインテリジェントスイッチバック機能は、プライマリサーバとバックアップサーバを動的に再定義します。そのために、修理が完了したら、適当なタイミングを指定して、修復したサーバでリソースを起動できます。
ボリュームがロックされているときは、SIOS Protection Suite を停止しないでください。SIOS Protection Suite を停止するとロックが無効になります。
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