LifeKeeper GUI では、適切なアクセス権を行使して、クラスタを構成する任意のサーバ上で他のサーバやリソースを管理、運用、監視できます。詳細については、 GUI ユーザの設定 を参照してください。以降に、GUI サーバとクライアントの概要を説明します。
GUI サーバ
GUI サーバは、システムを起動すると、個々の SIOS Protection Suite サーバ上で初期化されます。GUI サーバは、HTTP (Hypertext Transfer Protocol) と RMI (Remote Method Invocation) プロトコルを使用して、GUI クライアントと通信します。
GUI クライアント
GUI クライアントは、Java 対応システム上の Web クライアント、SIOS Protection Suite サーバ上のアプリケーションとして動作します。
クライアントは次のコンポーネントで構成されています。
- ステータステーブル : 接続先サーバとリソースの詳細な状態を表示します。
- プロパティパネル : ステータステーブルで最後に選択したオブジェクトに関する詳細な情報を表示します。
- アウトプットパネル : コマンドの出力を表示します。
- メッセージバー: 処理状態に関するメッセージを表示します。
- コンテキスト (プロパティパネル) とツールバー : 使用頻度の高いタスクに素早くアクセスできます。
- コンテキスト (ポップアップ) とメニュー : すべてのタスクにアクセスできます。
LifeKeeper GUI クライアントの起動
Web クライアントの起動
SIOS Protection Suite サーバ上の Web クライアントを起動するには、 [スタート] -> [すべてのプログラム] -> [SIOS] -> [LifeKeeper] -> [LifeKeeper] の順に選択してください。Web ブラウザが起動し、ローカルの GUI サーバ (http://localhost:81) に接続します。
SIOS Protection Suite クラスタ外のシステムを使用する場合は、Web ブラウザを開き、URL に http://<server name>:81 を指定してください。ここで、<server name> には、SIOS Protection Suite サーバの名前を入力します。GUI サーバから Web クライアントがロードされます。
Web クライアントのロードが完了すると、 [クラスタへの接続] ダイアログボックス が表示されます。Web クライアントを任意の GUI サーバに接続します。
注記: Web クライアントを実行した場合、適切な Java プラグインがシステムにインストールされていないと、プラグインのダウンロードサイトに自動的にジャンプします。アップグレードの手順については、 Java のアップグレード を参照してください。 ブラウザのセキュリティ設定で Java を有効にする 必要もあります。
以上の手順を実行しても、クライアントがロードされない場合は、 Web クライアントのトラブルシューティング を参照してください。
アプリケーションクライアントの起動
SIOS Protection Suite サーバの管理者権限を持つユーザは、サーバ上でアプリケーションクライアントを起動できます。 [スタート] メニューをクリックし、 [プログラム] -> [LifeKeeper] -> [LifeKeeper GUI] の順に選択してください。
以上の操作を実行しても、クライアントをロードできない場合は、 ネットワーク関連のトラブルシューティング を参照してください。
GUI クライアントの終了
メニュー の [終了] をクリックし、すべてのサーバとの接続を切断し、GUI ウィンドウを閉じます。
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