構文
dep_create [-d destsys] -p partag -c chdtag
dep_remove [-d destsys] [-p partag] [-c chdtag]
dep_list [-d destsys] [-fC] [-C allchild | -P allparent | -c ofparenttag | -p ofchildtag] [-r typ] [-a app]
eqv_create [-d destsys] [-s sys] -t tag [-p sysPriority] [-Sothersys] -o othertag [-r othersysPriority] -e SHARED
eqv_remove [-d destsys] [-s sys] -t tag [-S othersys] -o othertag -e SHARED
eqv_list [-d destsys] [-s sys] [-t tag] [-fC]
説明
LifeKeeper リソースは、互いに対する関係の中で存在しています。2 つのリソースは、無関係である場合も依存関係がある場合もあります。階層内のリソースは、複数のリソースから依存されたり、複数のリソースに依存したりしています。各リソースは、共有イクイバレンシのペアシステム上で同様なリソースとも関連しています。この共有イクイバレンシによって、リソースは必ず、1 度に 1 つのシステムでのみアクティブになります。イクイバレンシオブジェクトは、リソースに対するシステムの優先順位も示しています。この優先順位の値によって、カスケーディングフェイルオーバの順序が決まります。リソースのリカバリ時には、優先順位の高いシステムが優先順位の低いシステムよりも優先されます。優先順位の値は 1 が最高です。数値が大きいほど優先順位は低くなります。1 つのリソースについて、2 つのシステムに同じ優先順位を割り当てることはできません。有効な範囲は 1 ~ 1024 です。
終了コード
どのコマンドも、正常に実行された場合は 0 を返します。失敗した場合は 0 以外のコードを返し、標準エラーに出力します。前記のコマンドは、次の終了コードを返します。
0 | 処理に成功した。 |
1 | システムコールまたはライブラリコールが内部エラーを返した。 |
2 | ユーザが指定した構文にエラーがある。 |
3 | LifeKeeper の内部エラー。 |
4 | 既存のオブジェクトに対する処理を要求した。 |
5 | 不正な引数を渡した。 |
6 | インデックスが有効な範囲を超えている。 |
7 | 存在しないオブジェクトに要求を発行した。 |
8 | ソースインスタンスの削除を要求したが、そのリソースインスタンスには、削除していないリソースインスタンスが依存している。 |
9 | 相手のシステムと通信できない。 |
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