DataKeeper では、名前付きパイプ接続を行うためにネットワークインターフェース上で「 Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有 」を有効にして、DataKeeper のコマンドラインツール (EMCMD) を実行できるようにする必要があります。
名前付きパイプ接続を実行できるかどうかをテストするには、ターゲットシステム上でネットワークドライブのマッピングを試してください。これに失敗する場合は、名前付きパイプに問題があります。
また、DataKeeper では、 NetBIOS over TCP/IP および SMB のプロトコルも有効にする必要があります。GUI が正常に動作しない場合は、以下のネットワーク設定が有効になっていることを確認してください。
- 以下の例のように、 NetBIOS over TCP/IP および SMB のプロトコルを有効にしてください。
スタート -> コントロールパネル -> ネットワークとインターネット -> ネットワークと共有センター -> ネットワークアダプタ名 (Ex; Ethernet 2) -> プロパティ -> Internet Protocol Version 4 (TCP/IPv4) -> プロパティ -> 詳細設定 -> WINS -> NetBIOS over TCP/IPを有効にする
- 以下の例のように、PowerShell コマンドを使用して SMB プロトコルを確認します。
SMBv1 ~ 3 を確認します:
Get-SmbServerConfiguration | Select EnableSMB*
- 以下の例のように、PowerShell コマンドを使用して SMB プロトコルを有効/無効にします。
SMBv2/SMBv3の有効化:
Set-SmbServerConfiguration -EnableSMB2Protocol $true
SMBv1 の無効化:
Set-SmbServerConfiguration -EnableSMB1Protocol $false
SMBv2/SMBv3 の無効化:
Set-SmbServerConfiguration -EnableSMB2Protocol $false
- 以下の例のように、ミラートラフィックを転送する各ネットワークアダプタで NetBIOS over TCP/IP を有効にしてください。
スタート -> コントロールパネル -> ネットワークとインターネット -> ネットワークと共有センター -> ネットワークアダプタ名 (Ex; Ethernet 2) -> プロパティ -> Internet Protocol Version 4 (TCP/IPv4) -> プロパティ -> 詳細設定 -> WINS -> NetBIOS over TCP/IPを有効にする
- DataKeeper Administrator GUI を使用する各システムで、Microsoft の「 Microsoft ネットワーク用クライアント 」コンポーネントを有効にしてください。これは、前述の NetBIOS over TCP/IP を有効にしたネットワークアダプタで実行する必要があります。以下に例を示します。
[スタート] -> [設定] -> [ネットワークとダイアルアップ接続] -> <ネットワークアダプタ> -> [プロパティ] -> [Microsoft ネットワーク クライアント] (有効)
- DataKeeper Administrator GUI がローカルおよびリモートで接続する各システムで、Microsoft の「 Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有 」コンポーネントを有効にしてください。これは、 NetBIOS over TCP/IP を有効にしたのと同じアダプタ (上記) で実行する必要があります。以下に例を示します。
[スタート] -> [設定] -> [ネットワークとダイアルアップ接続] -> <ネットワークアダプタ> -> [プロパティ] -> [Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有]
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