ロードバランサーとは
クラスター環境では、クライアントからのリクエストは、フェイルオーバー後に新たにアクティブになるノードに送信する必要があります。 LifeKeeper は通常、アドレス解決プロトコル(ARP)を使用してルーティングを処理します。しかし、 ARP によるルーティングは Google Cloud VPC ネットワーク環境では機能しないため、ロードバランサーを導入してクライアントからのリクエストを制御する必要があります。
- Oracle クライアントは、内部ロードバランサーのフロントエンド IP アドレス 10.0.1.100(ポート 1521)に接続して、 Oracle リスナーに接続します。
- プライマリーノード(lk-node01 / 10.0.101.11)とセカンダリーノード(lk-node02 / 10.0.101.12)は、内部ロードバランサーのターゲット(バックエンド)として登録されます。内部ロードバランサーは各ノードのヘルスチェックを実行し、どのノードに未使用のポートがあるかをチェックします。 Oracle リスナーに対して受信したパケットは、そのノードに転送されます。 注記: ヘルスチェックの応答に使用するポートは、 Generic ARK for Load Balancer probe reply(GenLB)を使用して指定することができます。 GenLB が提供されているノードのみがヘルスチェックに応答できます。
Generic ARK for Load Balancer probe reply(GenLB) パッケージを任意の場所に配置し、解凍します(この例では、「C:\Users\lkadmin.LKDOMAIN\Downloads」)。
パッケージの入手方法については、 ユーザーポータル をご覧ください。
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