このステップバイステップガイドには、Azure の単一リージョンで新しい可用性ゾーンにまたがる 2ノードのファイルサーバーフェールオーバークラスターを展開するために必要な詳細な手順を記載しています。このガイドは、Azure とフェールオーバークラスタリングの基本的な知識があることを前提としており、可用性ゾーンをまたいで Azure にファイルサーバーフェールオーバークラスターを展開する方法を中心に説明しています。
DataKeeper Cluster Edition (DKCE) を使用すると、ローカルに接続されたマネージドディスク (Premium ディスクまたは Standard ディスク) を、2つ以上のクラスターノード間で同期または非同期でレプリケーションを実行したり、同期と非同期を混在させて、あるいは両方を使用してレプリケーションを実行することができます。DataKeeper ボリュームリソースは、物理ディスクリソースの代わりに Windows Server フェールオーバークラスタリングに登録されます。DataKeeper ボリュームは、物理ディスクリソースのように SCSI-3 リザベーションを制御するのではなく、ミラーの方向を制御し、アクティブなノードが常にミラーのソースとなるようにします。フェールオーバークラスタリングは物理ディスクのように機能し、物理ディスクリソースと同じように使用されます。
前提条件
- ユーザーは、Azure ポータルの使用と Azure IaaS での仮想マシンのデプロイに慣れていること。
- ユーザーは、DKCE ライセンス(パーマネントまたは評価版)を取得しているか、DKCE Pay-As-You-Go インスタンスを実行していること。
このトピックへフィードバック