バージョン 7.6 から、ボリュームを使用可能にする前に、DataKeeper はすべてのミラーボリュームで chkdsk を実行するようになりました。DataKeeper は、DataKeeper ボリュームごとに、Windows フェールオーバー クラスタリングに新しいフラグ DiskRunChkDsk を作成します。このフラグは、ディスクチェック動作中における各ボリューム上での chkdsk の動作を指定します。

ボリュームコマンド:
フラグ値 0 は、_chkdsk_ が有効で、ボリューム全体がチェックされることを意味します。
フラグ値 4 は、ボリューム全体で chkdsk が省略されることを意味します。

実行されるボリュームコマンドは、それぞれの DataKeeper ボリュームの DiskRunChkDsk フラグが持つ引数によって異なります。このフラグは、HKEY_LOCAL_MACHINE/Cluster/Resources/{DataKeeper Volume GUID}/Parameters にあります。

値の全リストは数値であり、Microsoft の記事 msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/bb309232(v=vs.85).aspx に記載されています。

ボリュームの正常性を確保するために、ボリュームをオンラインにする前に chkdsk を実行することを推奨します。

このような状況では、すべてのノードのフラグを変更することを強く推奨します。この具体的な問題については、Microsoft のブログ blogs.technet.com/b/askcore/archive/2012/03/05/understanding-diskskipchkdsk-in-2008.aspx を参照してください。

アプリケーションイベントログに、以下のメッセージが記録されます。

ディスクのチェック中のメッセージ
Event ID 101: Checking the dirty flag on volume <volume>

ボリュームがダーティでチェックが必要であることを示すメッセージ
Event ID 102: Volume <_volume_> dirty flags is <_error number_>

ボリュームがオンラインであるときにエラーが発生したメッセージ
Event ID 80: A failure occurred during the check of volume <_volume_>.Error: <error number>.The volume <_volume_> may be marked as failed.

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