filesys 、 comm 、 WebServer 、 database 、 mail 、 appsuite の各ディレクトリには、 resources サブディレクトリがあります。resources ディレクトリには、SIOS Protection Suite に定義して管理するリソースタイプのリストが格納されています。
- ファイルシステムリソースタイプ: $LKROOT\LifeKeeper\subsys\filesys\resources ディレクトリに格納されています。
- ボリューム: ディスクパーティションまたは仮想ディスクデバイスです。
- 通信リソースタイプ: /$LKROOT/LifeKeeper/subsys/comm/resources ディレクトリに格納されています。
- IP: IP リカバリキットで作成するリソースです。
- DNS: DNS リカバリキットで作成するリソースです。
- volshare: LAN Manager リカバリキットが作成するファイル共有リソースです。
- lanman: LAN Manager リカバリキットが作成するコンピュータの別名です。
- WebServer リソースタイプ: $LKROOT\LifeKeeper\subsys\WebServer\resources ディレクトリに格納されています。
- IIS: IIS リカバリキットで作成するリソースです。
- データベースリソースタイプ: $LKROOT\LifeKeeper\subsys\database\resources ディレクトリに格納されています。
- Microsoft SQL Server
- PostgreSQL
- メールリソースタイプ: $LKROOT\LifeKeeper\subsys\mail\resources ディレクトリに格納されています。
各リソースタイプディレクトリには、次のサブディレクトリがあります。
- instances: LifeKeeper 構成データベース (LCD) に格納されたリソースインスタンスに関する恒久的な情報を保存するファイルです。このリソースタイプに関連するリソースインスタンスの説明が記述されています。
- actions: 特定のリソースタイプのリソースインスタンスで動作する一連のリカバリアクションプログラムが格納されています。アプリケーションのすべてのリソースタイプに適用するアクションは、 リソースタイプ_ディレクトリではなく、 _アプリケーション_ディレクトリの _actions サブディレクトリに配置します。リカバリディレクションソフトウェアは、リソースインスタンスを変更または修復します。
リソースタイプの actions ディレクトリには、 remove と restore スクリプトをセットで格納する必要があります。
リソース操作
リソースタイプの actions ディレクトリには、特定のアプリケーション機能を記述するプログラム (通常はシェルスクリプト) があります。リソースタイプには restore と remove スクリプトが必要です。
remove と restore スクリプトは、互いに逆の機能を実行し、一方が他方の処理を取り消します。スクリプトは手動で実行しないでください。スクリプトは、LifeKeeper リカバリ制御インターフェース (LRACI) の perform_action シェルプログラムから実行します。詳細については、 LRACI-perform_action マニュアルページを参照してください。
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