現象
LifeKeeper(管理者専用)アプリケーションを使用して管理者として実行すると、LifeKeeper GUI が起動しない。
LK GUI アプリケーションを起動するウィンドウはまったく表示されない。
ログにはエラーメッセージは何も出力されていない。
IP メトリック設定(各システムの各イーサネットカードの下)を見ると、プライマリイーサネットカードで IP メトリックが 1(バインド順序で 1番目のものは LifeKeeper GUI が使用するイーサネットカード)に設定されなくなり、自動(Automatic)に戻る。また、ネットワークカードで IPv6 が再有効化されている。
解決策
クラスター内の各システムのネットワークカードで IPv6 を無効にします。
クラスター内の各システムで、プライマリカードの IP メトリック設定(バインド順序で1番目、 ipconfig/all リストで 1番目)を Automatic から 1 に変更します。詳細については、以下の「 特定の NIC に対してインターフェイスメトリックを使用する必要がある場合 」を参照してください。
問題:
特定の NIC に対してインターフェイスメトリックを使用する必要がある場合
対応方法:
LifeKeeper GUI の動作が遅くなっている(またはリソースの状態に「?」マークが表示されている)場合、次を実行します。
- クラスター内のすべてのノードで LifeKeeper を閉じます。
- 両方のサーバーで、ネットワークインターフェイスのバインド順序をパブリックが 1番目、プライベートが 2番目になるようにします。
- これは、 [コントロールパネル] > [ネットワークとインターネット] > [ネットワークと共有センター] > [アダプターの設定の変更] > [詳細] > [詳細設定] で設定できます。
- TCP/IP の詳細設定で、インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)を使用しているすべてのネットワークインターフェイスについて、 [自動メトリック] チェック ボックスをオフにしてから、インターフェイスメトリックを選択します。
例:
Public = 10
Private = 20
NIC 3 = 30 など
クラスター内の他のノードにも同じ値を適用します。
注記:これは、無効になっていてもまだ TCP/IP が NIC にバインドされている NIC にも適用されます。
インターフェイスメトリックを変更した後、lkGUIserver.exe プロセスを強制終了してください。その後、これは新しいメトリック設定を使用して再起動します。このタスクを行うには、次のコマンドを実行してください。
- 管理者特権のコマンドプロンプトから
- cd c:\lk\bin
- tasklist |findstr lkGUIs と入力して lkGUIserver.exe を見つけます
- 見つかったら、プロセス ID が表示されるので、これを終了する必要があります
- kill {process ID} と入力します
- tasklist | findstr lkGUIs を再実行して新しいプロセスIDを反映させ、新しいプロセスが起動されたことを確認します
その後、LifeKeeper GUI アプリを再起動すると、パフォーマンスが向上しています。
インバウンドルールに、LifeKeeper GUI が適切に機能するために必要なポートの開放が含まれていることを確認します。インバウンドルールには、LifeKeeper RMI エントリと以下にリストされている他の LifeKeeper エントリが含まれている必要があります。
Windows ファイアウォールがオンになっている場合、DataKeeper のデフォルトを受け入れると、インバウンドルールはどうなりますか?
LK GUIアプリケーションは、各システムで正常に起動します。
このトピックへフィードバック