今回の例における環境は以下の通りです。
プライマリー (10.0.2.100) – AZ1 セカンダリー (10.0.3.100) – AZ2 DR (10.0.1.10) – 別リージョン |
1. cd %extmirrbase% を 実行して DataKeeperフォルダーに移動し、以下の emcmd コマンド を実行します。
2. 想定されるすべてのエンドポイントを含む ジョブを作成 し、これらのエンドポイント間でミラーを 同期 (S) もしくは 非同期 (A) にするかを決めます。
- emcmd . createjob ddrive sqldata
3. ミラーを作成します。
- emcmd 10.0.2.100 createmirror D 10.0.1.10 A
- emcmd 10.0.2.100 createmirror D 10.0.3.100 S
DataKeeper のジョブが、DataKeeper UI で以下のようになっていることを確認します。
1 対多の DataKeeper 複製ボリューム
この時点で以下のコマンドを使用してクラスターの Available Storage( 使用可能領域) に DataKeeper ボリュームリソースを登録できるようになります。
- emcmd . registerclustervolume D
DataKeeper ボリュームリソースが以下のように Available Storage( 使用可能領域) に表示されます。
Available Storage での DataKeeper ボリューム
この時点で、SQLサーバー、SAP、ファイルサーバー もしくは Windows Server Failover Clusteringによってクラスター保護の対象とするリソースをインストールすることができます。
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