SIOS DataKeeper Cluster Edition

リリースノート

バージョン 8.10.0

リリース日: 2023/12/22

重要!!

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考慮しなければならない最後の情報が含まれています。

はじめに

SIOS Datakeeper Cluster Edition は、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2008 R2/2008 R2 SP1、および Windows Server 2022 フェイルオーバークラスタリングとシームレスに統合する、高度に最適化されたホストベースのレプリケーションソリューションです。 クロスサブネットフェイルオーバーや調整可能なハートビートパラメーターなどの Windows Server フェイルオーバークラスタリングの機能により、管理者は地理的に分散したクラスターを簡単に展開できます。 SIOS DataKeeper は、Windows クラスタリングの両方のバージョンを拡張するデータ複製メカニズムを提供し、管理者がこれらの高度な機能を利用して非共有ディスクの高可用性構成をサポートできるようにします。

SIOS DataKeeper Cluster Edition がインストールされると、DataKeeper ボリュームと呼ばれる新しいストレージクラスリソースタイプが利用可能になります。 この新しい SIOS DataKeeper ボリュームリソースは、従来の物理ディスク共有ストレージリソースの代わりに使用して、マルチサイトクラスターとも呼ばれる地理的に分散したクラスターを有効にすることができます。

 

クイックリンク

このリリースの新機能
バグの修正
廃止された機能
DataKeeper Cluster Edition の要件
DataKeeper の要件
ローカルセキュリティポリシーの要件
既知の問題
クイックスタートガイド

DataKeeper Cluster Edition v8 の新機能

説明
バージョン 8.10.0 の新機能
WriteQueueHighWaterSynchronousが新しい レジストリエントリー として追加されました。
vSphere 8.0 Update1、Update2をサポートしました。(2024年5月認定)
AmazonEBS暗号化をサポートしました。
同期ミラーのパフォーマンスが向上しました。
バグの修正
バージョン 8.9.2 の新機能
VMware vSphere 8.0 をサポートしました。詳細については サポートマトリックス を参照してください。
Bug Fixes
バージョン 8.9.1 の新機能
AWS クロスリージョン構成のサポートを開始しました。
接続中のサーバーで自動でページファイルを管理するようになっている場合、DK GUIに警告を表示するようにしました。
サーバー概要(Server Overview)ページにボリュームの合計バイト列を追加しました。
リサイズ後にターゲットボリュームが小さすぎる場合、DK GUIに警告が表示されるようになりました。
AlphaVSS と IronPython をそれぞれ最新バージョンの 2.0.0 と 2.7.12 にアップグレードします。
ミラー作成ダイアログにボリューム サイズを表示します。
Windows のページファイルが構成されたシステムにミラーリングされたボリュームがある場合、ユーザーシステムは通知を受け取ります。
ボリュームが縮小または拡張されたときに、報告されたサイズを自動的に更新します。
Server 2012 および Client 10 より古い Windows オペレーティング システムのサポートを停止しました。
バグの修正
バージョン 8.9 の新機能
SIOSは、2024年1月9日に Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise and DataCenter Editions のサポートを終了します。

LifeKeeper for Windows Version 8.9.0 は、Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise and DataCenter Editions をサポートする最後のバージョンです。現在、Azure のみサポートされています。それ以降のリリースは、Microsoft Windows Server 2008 R2 のインストールとアップグレードをサポートしません。
バグの修正
バージョン 8.8.2 の新機能
Windows Server 2022 のサポートを開始。
Windows 11 のサポートを開始。
ExtMirrSvc.exe のメモリーリーク問題を修正しました。詳細については 重要なお知らせ を参照してください
バグの修正
バージョン 8.8.1 の新機能
バグの修正
バージョン 8.8.0 の新機能
バグの修正
バージョン 8.7.2 の新機能
VMware vSphere 7.0 のサポートを開始。
サポートされる構成の詳細については、サポートマトリックス を参照してください。
バグの修正
バージョン 8.7.1 の新機能
Windows Server 2019 上の Azure Stack のサポートを開始。
バグの修正

 

バグの修正

下記は、本バージョンで修正されたバグおよび拡張機能の一覧です。

バグ 説明
PW-6373 DataKeeperがターゲットボリュームのディスパッチポートの競合を検出しない。
PW-7023 DKCEリソースDLLのJoinClusterWorkerが終了しない。
PW-8024 ボリュームが予期せずロックされる。
PW-8161 ブート時のターゲットノードでのレジストリキーのフラッシュを回避。
PW-9282 Emcmd Changemirrorendpoints により ExtMirrSvc がクラッシュする。

 

DataKeeper Cluster Edition v8で廃止された機能

バージョン 8.10.0 で廃止された機能
Hyper-V 2012R2のサポートを廃止
Windows Server 2012および2012 R2 EnterpriseおよびDataCenter Editionのサポートを廃止。
バージョン 8.9.2 で廃止された機能
なし
バージョン 8.9.1 で廃止された機能
Windows Server 2008 R2 Enterprise および DataCenter Editions のサポートを廃止
Hyper-V Server 2008 R2 のサポートを廃止
バージョン 8.9 で廃止された機能
Windows 7 のサポートを廃止
Windows 8 のサポートを廃止

DataKeeper Cluster Edition の製品要件

要件
DataKeeper Cluster Edition サーバーコンポーネント クラスターを構成する全てのサーバーは、同一のオペレーティングシステムを利用する必要があります。サポートするオペレーティングシステムについて詳細は、DKCE サポートマトリックス を参照してください。

追加ソフトウェアとして、Hotfix – KB 951308 および Hotfix KB 958065 (Hyper-V リソースを保護する場合)が必要です。
注意:これらの Hotfix は、Windows Server 2008 R2/2008 R2 SP1 には必要ありません。

注意:VM がフェイルオーバークラスターに配置された後に NIC を仮想マシンに追加できるようにする修正については、Microsoft にお問い合わせください(詳細は「Hyper-V ホストクラスタエラー 」を参照)。

注意:SIOS DataKeeper Cluster Edition をインストールして設定する前に、以下の設定を確認してください。
  • ファイル共有監視を設定してクォーラムモードマジョリティノードを変更するなど、Microsoftのベストプラクティスに従ってください。
  • DataKeeperのフェイルオーバクラスター登録は、各クラスタノードで起こる以下のイベントの60秒後に自動的に行われます。
    • DataKeeper Cluster Editionのライセンスを、各クラスターノードにインストール。
    • Windowsサーバーのフェイルオーバクラスター機能を、各サーバーにインストール。
    • Windowsサーバーのクラスター設定を作成。


Windows サーバーがドメイン内にない場合は、ローカルセキュリティポリシー設定 [ネットワークアクセス: Everyone アクセス許可を匿名ユーザーに適用する] を有効にする必要があります。サーバーがドメイン内にある場合、この設定は必要ありません。
DataKeeper Cluster Edition ユーザーインターフェースコンポーネント サポートするオペレーティングシステムについて詳細は、DKCE サポートマトリックス を参照してください。
追加ソフトウェアとして、MMC 3.0 が必要です。

DataKeeper for Windows の要件

DataKeeper のシステム要件
メモリー 1 GB RAM
プロセッサー Windows Server プロセッサーの要件 を参照してください。
ディスクサイズ インストールに必要な容量は 53 MB です。

ローカルセキュリティポリシーの要件

Windows サーバーがドメインに属しておらず、ローカルシステムアカウントで DataKeeper サービスを実行する場合、ローカルセキュリティポリシー設定「 ネットワークアクセス: Everyone権限を anonymous ユーザーに適用させる 」を有効にする必要があります。

既知の問題

DataKeeper Cluster Edition テクニカルドキュメンテーションの「既知の問題と回避策 」と「制限事項 」を参照してください。

ミラー作成・削除時に表示されるジョブ情報の欠落警告について

ジョブの作成中に、「このコンピューターには、次のターゲット ボリュームの SIOS DataKeeper ジョブ情報がありません: <vol>(This computer is missing SIOS DataKeeper Job information for the following target volume(s): <vol>)」という警告が GUI に短時間表示される場合があります。 警告は数秒後に消えます。 これは、ミラーの作成および削除中に発生する一時的な状態であり、エラーを示すものではありません。

Windows 2008 R2

SIOS DataKeeper は、SHA-256証明書で署名されたカーネルモードドライバー (ExtMirr.sys) を含んでいます。Microsoft hotfixでアップデートしていないWindows 2008 R2 システム上にインストールする場合は、そのドライバーで起動できない場合があります。 Microsoft からの詳細については こちらの記事 を参照してください。特にWindows 2008 R2 SP1 が適用対象になっているイベントについてはそちらをご確認ください。

DataKeeper を v8.6.2 以降からアップデートする場合は本事象の対象外となります。v8.6.2 より古いバージョンからアップデートをする場合は、実施前にOSがSHA-265ドライバー証明書をサポートしていることを確認してください。

Windows 2016

SCVMM 2012

  • SCVMM 2012 で DataKeeper を使用する場合は、SCVMM 2012 SP1 を使用する必要があります。

Windows Server 2012

Windows Server 2012 に関連する問題および強化については、以下のトピックを参照してください。

DataKeeper Cluster Edition クイックスタートガイド

DataKeeper Cluster Edition を初めて使用する場合は、DataKeeper Cluster Edition クイックスタートガイド を参照してください。

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