以下は最も一般的なネットワークに関するソリューションです。
SIOS DataKeeper Service が起動しません。
予期せず DataKeeper Service が停止する。
事象:
DataKeeper サービスが定期的に停止します。システムイベントビューアーが以下を出力します。:
Log Name: System
Source: Microsoft-Windows-Resource-Exhaustion-Detector
Date:
Event ID: 2004
Task Category: Resource Exhaustion Diagnosis Events
Level: Warning
Keywords: Events related to exhaustion of system commit limit (virtual memory).
User: SYSTEM
Computer:
Description:
Windows successfully diagnosed a low virtual memory condition. The following programs consumed the most virtual memory: disp+work.exe (12276) consumed 4458348544 bytes, disp+work.exe (10580) consumed 3786977280 bytes, and disp+work.exe (6068) consumed 1657556992 bytes.
解決方法:
ExtMirrSvcは、GUIスレッドを生成できなかったために停止したことを記録します。これはおそらく、disp+work.exeのプロセスによってすべてのメモリが使用されているためです。
ミラー確立時に “extmirrsvc” サービスからエラーが表示される
事象:
SIOS DataKeeper Cluster Edition を構成する際、サーバーがPING、NetBIOS、Telnet 経由で到達可能であるにも関わらず、サーバー名もしくは IP アドレスが 識別できない。
解決方法:
SIOS DataKeeper サービスの起動に使用されているアカウントが、両ノードのローカル管理者権限のメンバーであることを確認してください。
また、名前解決のためにホストファイルを使用している場合は両ノードのホスト名およびIP アドレスがホストファイル内に存在していることを確認してください。追加後、サービスアプレットでSIOS DataKeeper サービスを再起動してください。
DataKeeper のサーバー概要でサーバーが表示されない
DataKeeper のサーバー概要がリモートドライブではなくリモートシステムを表示する
事象:
DataKeeper のサーバー概要が、リモートドライブではなく、リモートシステムを表示する。
解決方法:
ホストファイルを使用している場合は、両ノードで以下の状態になっていることを確認してください。:
- FQDN が使用されている。
- 全てのホストエントリーが両ノードで一致している。
ミラー作成時にサーバー概要でボリュームが見えない
事象:
DataKeeper GUI でミラーを作成しようとすると、以下の事象が発生します。:
- サーバー概要でターゲットボリュームが存在しているが、ミラーを作成しようとするとボリュームが見えなくなる。
- EMCmd <system> CREATEMIRROR <volume letter> <target system> <Type> を使用してミラーを手動で作成しようとすると、エラーメッセージ “Status = 317”が表示される。
解決方法:
ターゲットボリュームディスクがソースよりも小さいと判断されている。
ミラー作成に関するルールは以下の通りです。:
- Source および Target のサイズが等しい、もしくはターゲットがソースよりも大きい。
ディスク管理のボリュームの合計容量を確認 (プロパティを選択) するか、下記の emcmd コマンドを実行して確認することが可能です。:
EMCmd <system> GETVOLUMEINFO <volume letter> <level>, この出力の、特に Total Space についてはミラー作成のための要件を満たしている必要があります。ボリュームの拡大/縮小が完了したらミラーを作成することができます。
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