このトピックでは、DataKeeper Standard Edition のインストールと設定の手順を段階的に説明します。一連の手順には、各手順を詳細に説明したドキュメントへのリンクが含まれます。

前提条件とインストール

  1. 最新情報については、SIOS Protection Suite for Windows リリースノート を参照してください。
  2. ファイアウォール設定 : ファイアウォールで開く必要があるポートを確認してください。
  3. ネットワーク帯域 : WAN 間で複製する場合は、十分な帯域を確保して変更の割合 分析を行うことが重要です。
  4. DataKeeper はブロックレベルのボリュームレプリケーションソリューションであり、各サーバは、(システムドライブ以外に) サイズが同じ追加ボリュームを持つ必要があります。ストレージ要件の詳細については、ボリュームの考慮事項 を参照してください。
  5. DataKeeper の仕組みと、同期レプリケーションと非同期レプリケーションの違いについては、レプリケーションについて セクションを参照してください。
  6. インストール/アップグレード時に、DataKeeper サービスの起動に使用するユーザアカウントの選択と設定を求められます。各サーバでドメインアカウントを使用することをお勧めします (同じパスワードを持つ同一アカウント)。このアカウントは、各サーバのローカル管理者グループに追加する必要があります。 各サーバ で以下の操作を実行します。

a. [ローカルユーザとグループの編集] を選択します。

b. [グループ][管理者] の順に選択します。

c. 使用する DK サービスアカウント をこの管理者グループに追加します。

これらのアカウントの詳細については、以下のトピックを参照してください。

DataKeeper サービスログオン ID とパスワードの選択

サーバログインアカウントおよびパスワードはクラスタの各サーバで同一である必要がある

  1. ネットワークアダプタを設定 します。
  2. セクタサイズGUI の要件、プラットフォーム、およびブラウザ を参照してください。
  3. イベントログを必要に応じて上書きするように 設定します。
  4. Distributed Link Tracking Client サービス を無効にし、起動ポリシーを 手動 に設定します。
  5. 高速ストレージを使用する場合は、高速ストレージのベストプラクティス を参照してください。

構成

  1. データ保護の要件に適合するレプリケーション方式を選択します。可能な構成オプションを以下のリンクに示します。
    ディスクからディスク
    1 対 1
    1 対多 (マルチターゲット)
    多対 1
  1. DataKeeper UI を使用してジョブを作成します 。ジョブ作成プロセスでは、1 つ目のミラーも追加します。 
  1. 追加のミラーが必要な場合は、ジョブにミラーを追加する ことができます。 
  1. 1 対多 のレプリケーション方式を作成する場合は、複数ターゲットとのミラーの作成 を参照してください。

注記: 「ミラー」は、ソースボリューム、ターゲットボリューム、ソース IP、およびターゲット IP から構成されます。「ジョブ 」は、1 つ以上の関連する「ミラー」から構成されます。例えば、データ用の E:\ ボリュームとログファイル用の F:\ ボリュームで構成されるデータベースを複製する場合、E:\ ボリュームと F:\ ボリュームを同じ「ジョブ」に配置します。ただし、G:\、H:\、I:\ の各ボリュームに 1 つずつ、3 つの VM がある場合は、VM 自体は互いに関連していないので、個別のジョブを 3 つ作成します。一般的に、ミラーをグループとして移動する必要がある場合には、常に同じジョブにまとめます。

管理

一般的な管理機能を以下に示します。

ミラーのスイッチオーバ

ミラーの管理

一時停止およびロック解除

再開/ロック

中断

再同期

ミラーの削除

ミラープロパティ

既存のミラーの圧縮レベルの変更

DataKeeper ボリュームのサイズ変更

よくある質問. も参照してください。

詳細については、DataKeeper for Windows テクニカルドキュメンテーション. セクションを参照してください。

Hyper-V 仮想マシンの複製

DataKeeper を使用して非クラスタ環境で Hyper-V VHD ファイルを複製する場合、これらの複製 VHD ファイルに基づいた仮想マシンにアクセスし、準備する方法を理解する必要があります。Hyper-V 仮想マシンのディザスタリカバリを行う の手順に従ってください。

トラブルシューティング

以下のリソースはトラブルシューティングに役立ちます。

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