SIOS DataKeeper では、シングルソースボリュームから 1 つまたは複数のターゲットボリュームへデータのレプリケーションを行うことが可能です。さらに、DataKeeper はスイッチオーバ操作を行い、任意のターゲットボリュームをソースにすることが可能です。すでに、ミラーの作成 手順でミラーを含むジョブを作成していると仮定して、以下の手順を使用して同じソースボリュームから異なるターゲットボリュームへ 2 つ目のミラーを作成してください。
- 既存のジョブの上で右クリックします。
- [ミラーを作成] を選択します。
- 既存のミラーの ソース を選択します (新しいミラーのソースにもなります)。
- 新しいミラーの ターゲット を選択します。
- [完了] を選択します。
次に表示されるダイアログで、DataKeeper がソースボリュームをターゲットボリュームのうちの 1 つへ正常にスイッチオーバするために必要な追加の情報について設定することになります。1 つ目のミラーを作成したとき、ソースシステムと 1 つ目のターゲットシステムとの間のネットワークのエンドポイントを指定しているはずです。また、2 つ目のミラーを作成したときソースシステムと 2 つ目のターゲットシステムとの間のネットワークエンドポイントを指定しているはずです。
最後の設定で必要になるのは 1 つ目のターゲットシステムと 2 つ目のターゲットシステム間のネットワークのエンドポイントです。それを指定することにより、どのシステムがソースになっても問題はなく、ミラーがすべてのシステム間で正常に確立されます。
- [追加情報] ダイアログで、1 つ目のターゲットシステムと 2 つ目のターゲットシステム間のミラーの作成に必要となる ネットワークエンドポイント を選択します。
注記:この時点でミラーは作成されていません。 DataKeeper は、ミラー作成時に使用するエンドポイントの保存のみ実行しています。
- [OK] を選択します。
注記: シングルソースボリュームを 2 つ以上のターゲットボリュームへレプリケーションしている場合は、関連するすべてのシステム間で、ミラーに対するネットワークエンドポイントを提供する必要があります。
例:
3 ノード (A、B、C) – ミラーエンドポイントの定義 作成されたミラー 追加のミラー関係 A → B B → C A → C
4 ノード (A、B、C、D) – ミラーエンドポイントの定義 作成されたミラー 追加のミラー関係 A → B B → C
B → D
C → D
A → C A → D
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