LifeKeeper for Windows および DataKeeper Cluster Edition において、DataKeeperサービスのプロセスである ExtMirrSvc.exe のメモリ使用量が上昇(メモリリーク)する問題が発生しています。

LifeKeeper for Windows および DataKeeper バージョン 8.8.0 および 8.8.1が本事象の対象バージョンです。

問題の概要

  • ノードを切り替えようとするとスイッチオーバーに失敗する。
  • フェイルオーバーに失敗する。
  • 以下のログがアプリケーションイベントログに記録される
    Error in App Log: Error 8: “Not enough storage is available to process this command.”
    Event ID 32: While attempting to create thread: “GUI Thread”, error 8 was encountered on line #### in file: “GuiThread.cpp”:
  • ExtMirrSvc.exe が大量のメモリを蓄積する。
  • EMCMDコマンドが実行できない(または期待通りの結果が得られない)。

本事象は v8.8.2 で修正されます。LifeKeeper for Windows または DataKeeper Cluster Edition 8.8.0、8.8.1 をお使いのお客様は、バージョン 8.8.2 がリリースされ次第、アップグレードされることをお勧めします。

LifeKeeper for Windows または DataKeeper Cluster Edition v8.8.0 もしくは v8.8.1 を使用している場合の対応について

v8.8.2 へのアップデートが可能になるまでは、LifeKeeper for Windows または DataKeeper Cluster Edition v8.8.0 もしくは v8.8.1 を起動している各システムにおいて速やかに以下の回避策を実施していただけますようお願いいたします。

LifeKeeper for Windows または DataKeeper Cluster Edition v8.8.0 もしくは v8.8.1 を使用している場合の回避方法

  1. 以下の手順を実行して DataKeeper の通知アイコン (EmTray) で Status Updates を無効にする。

• Windows タスクバーにある通知アイコン (DataKeeper Notification Icon) を右クリックしてメニューを開きます。

• “Disable Status Updates” を選択します。

  1. 使用後の DataKeeper GUI を停止します。(右上の×印をクリック)
  2. DataKeeper サービスを停止します。 タスクマネージャを開き、 ExtMirrSvc.exe を選択後、[End Task] をクリックしプロセスを終了させます。 DataKeeper サービスが自動的に再起動されます。
  3. ExtMirrSvc.exe が自動的に再起動される事を確認します。再起動されない場合は、Services を開いて SIOS DataKeeper を再起動してください。また、DataKeeper Service Properties の Recovery タブで “Second failure” and “Subsequent failures” を “Restart the Service” に変更してください。[Apply] 続いて [OK] をクリックしてください。

日本語表示に合わせた回避手順を確認したい場合には以下を参照してください。
[重要][Windows] DataKeeper サービスのプロセスでメモリ使用量が上昇する。

また、上記の操作を実施しても現象が回避されない場合は、以下のサイトでご案内している資料 (dksupport) を取得の上、ご契約のサポート窓口へお問い合わせください。
[Windows] LifeKeeper/DataKeeper のログファイルはどのように取得しますか?

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