その時点で iSCSI ターゲットサーバがオンラインであるプライマリサーバ で、以下の操作を行ってください。
- Server Manager の [ファイルおよびストレージサービス] に移動し、 [iSCSI] を選択してください。 [iSCSI 仮想ディスクを作成するには、 新しい iSCSI 仮想ディスクウィザード を起動してください] のリンクをクリックしてください (または、画面の右上にある [タスク] ドロップダウンメニューから [新しい iSCSI 仮想ディスク] を選択)。 注記: Windows Server 2012 Server Manager は、ユーザへの情報の表示や更新に時間がかかります。
- 新しい iSCSI 仮想ディスクウィザード に、サーバとボリュームが表示されます。 DataKeeper ボリューム を選択し、 [次へ] をクリックします(注記: サーバ名は 前の手順 で作成した名前であり、ボリュームは認識された DataKeeper ボリュームです)。
- 次のパネルに従って、 iSCSI 仮想ディスク を構成してください。
a. [iSCSI 仮想ディスク名] を指定します。
b. [iSCSI 仮想ディスクのサイズ] を指定します (注記: 複数のファイルを作成できます。ファイルサイズがディスク全体になる場合、作成する VHD ファイルによりディスク全体が使用されるので、OS によりディスク容量が少ないと警告されることがあります)。
c. [iSCSI ターゲットの割り当て] 画面で、iSCSI 仮想ディスクを 既存の iSCSI ターゲット に割り当てるか、 新しい iSCSI ターゲット に割り当てるかを指定します ( 既存の iSCSI ターゲット を選択する場合の説明については、以下の説明 を参照してください)。
d. [iSCSI ターゲット名] を指定します。
e. [アクセスサーバ] 画面で [追加] を選択します。この iSCSI 仮想ディスク にアクセスする iSCSI イニシエータ を追加します。 注記: iSCSI イニシエータは一度に 1 つずつ追加してください。
- すべての情報を指定したら、iSCSI 仮想ディスク / ターゲットの作成は完了です。iSCSI イニシエータ の設定に進んでください。
同一のターゲット名に複数の仮想ディスクを設定する
同一の iSCSI ターゲット名に、複数の iSCSI 仮想ディスクを設定することもできます。iSCSI イニシエータがそのようなターゲットに接続する場合は常に、その名前が割り当てられたすべての仮想ディスクに接続します。
あらかじめ、どのファイルを作成するか、またそれらのファイルに同時にアクセスするか、個別にアクセスする必要があるかを計画する必要があります。
ユースケースの例
同一仮想マシンのシステムディスク、およびデータディスクになる 2 つの仮想ディスクを設定します。ターゲットに「 server-1-disks 」の名前を付けます。iSCSI イニシエータがターゲット名「_server-1-disks_ 」に接続すると、両方のディスクがイニシエータシステムに接続します。また、クラスタ (および CSV) の一部を構成する仮想ディスクを持つ iSCSI ターゲットを設定する場合、これらのすべてのディスクを同一のターゲットにすることができます。
同一ターゲット名に複数の仮想ディスクを設定するには、手順 3c で、 [iSCSI ターゲットの割り当て] 画面で 新規 iSCSI ターゲット を選択せずに、 既存のiSCSI ターゲット を選択し、前の手順で作成した iSCSI ターゲット名を指定します。このターゲット名は、iSCSI イニシエータが iSCSI ターゲットサーバに接続すると [ターゲット] リストに表示されます。ターゲットに複数の仮想ディスクが関連付けられている場合、イニシエータはそれらの各ディスクと接続します (ディスクは [ディスク管理] に新規ディスクとして表示される)。
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