[global] セクションは、LifeKeeper Samba リソース階層で使用するすべての設定ファイルに必須の特別なセクションです。名前が示すように、このセクションで設定したオプションは、他のセクションでそのオプションが明示的に指定されない限り、他のすべてのセクションに適用されます。LifeKeeper では、特定の命令を[global]セクションで定義する必要があります。そのうち一部の命令はデフォルトの設定ファイルには記述されていないため、ユーザが追加する必要があります。オプションは次のとおりです。

  • netbios name - LifeKeeper Samba階層を構成するリソース・セットに付ける一意の名前。クライアントはこの名前を使用して、interfaces命令で定義されたIPアドレス経由で共用に接続します (たとえば、NetBIOS name = server1_print1)。
  • interfaces - Linux Samba サーバが認識し応答するネットワーク・アドレスの一覧。interfaces 命令を適切に設定するうえで必要な要件は次のとおりです。
    º Samba  サーバがサービスするすべてのサブネットを記述する必要があります。これは LifeKeeper が保護するアドレスでなくてはならず、クラスタ内で重複してはなりません(その他の Samba 設定ファイルで同じ IP アドレスを使用してはなりません)。
    º interfaces 命令では複数のフォーマット、IP アドレス(ドット形式またはホスト 名)、ネットワーク・インタフェース名を指定でき、ワイルドカードを使用でき ます。ただし、Samba Recovery Kit の場合、ワイルドカードは使用せず IP アドレスはドット形式 (100.25.104.25) で指定する必要があります。
    º IP アドレスとあわせてサブネット・マスクを指定することもできますが、LifeKeeper では使用されません。
    º この命令で指定したアドレス用の LifeKeeper IP リソースは、Samba リソース階層の作成前に作成しておく必要があります。また、この命令のアドレスにネットワ ーク・マスクを適用する場合は、作成時の IP リソースで使用されるマスクと一致している必要があります。
    º その他の保護されていない Samba インスタンスも、interfaces 命令を使用して、LifeKeeper が使用するものとは異なる IP アドレスを指定します。

注記: 後述するbind interfaces only 命令を使用するために、interfaces命令で localhost アドレス 127.0.0.1 を指定して、ユーティリティ smbpasswd が正しく動作するようにしなくてはならない場合があります。localhost アドレスが必要かどうか判断する方法については、「Samba の複数インスタンスの実行 」を参照してください。

  • lock directory (または lock dir) - 全サーバの Samba インスタンスで使用する一意のロック・ファイル・ディレクトリの名前と場所。これは、クラスタ内の全サーバに存在する既存のディレクトリでなくてはなりません。

注記: この命令は lock dir と呼ばれることもあります。 Samba Recovery Kit はどちらの名前でも処理します。

  • bind interfaces only - この命令は、 smbd プロセスと nmbd プロセスが interfaces 命令で定義されたアドレスに対する SMB リクエストだけを処理するようにします。これは Yes に設定する必要があります。 システムで動作している保護されていない Samba インスタンスでも、この命令を yes に設定する必要があります。 yes に設定すると、Samba は interfaces 命令で指定されていないサブネットに対するリクエストは処理せず、サーバ上で動作している別の Samba インスタンスに対するリクエストも処理しません。

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